イケない馬の恋の話 ニュービギニングとバトルバニヤン

うま

バトルバニヤンですが、ちょっと嗜好が変わってるんですよね。実はついこのあいだ、 福島に行くまではある馬に夢中で夢中で、いなないでばかりいたんです。
その馬とは…ニュービギニング
超一流の血統のわりに顔も体も垢抜けないのですが、そこが妙に可愛かったりもします。
そんなところに惚れたのかしら?というか 『立派な大人の男同士なんですけど…』 とにかく意味不明にニュービギニングを見ては鳴いたり体をバタバタさせて大騒ぎしていました。

バトルバニヤン

素顔のバトルバニヤン

「ニュービギニングの気配を察したら、毎日一目見るまで落ち着かないようで、フレーメン (歯茎をめくるようにつりあげる発情の表情)を見せています」(森田助手)

どうやら、そもそもバトルバニヤンは「においに敏感」(過去に担当していた市川厩務員) だそうです。ニュービギはいい匂いがするのでしょうか?と聞いてみましたが

「3歳時からバトルバニヤンにとってニュービギだけは特別な存在」(池江助手)

なんだそうです。 実際、いまバトルバニヤンとニュービギニングは1つ置いた馬房にいるのですが、バトルバニヤンはあいだにいるミッキーバラードには目もくれず、ニュービギだけを見つめて鳴いていますよ…。

ちなみに、こんなに好きなのにニュービギはまったく 相手にしないそうです。あらら(苦笑)。とはいえ同い年の2頭、バトルバニヤンにすれば4年越しで大好きな彼?が毎日こんな近くにいるんですよ。さぞかし幸せな毎日でしょう。

初出 2010.8 netkeiba